米露「ゼレンスキー排除」の謀略
プーチンが譲らぬ「停戦条件」
2025年4月号
アメリカとロシア主導で進むウクライナを巡る停戦交渉で、ロシア大統領ウラジーミル・プーチンが譲らない絶対条件がある。ウクライナ大統領ヴォロディミル・ゼレンスキーの排除だ。アメリカ大統領ドナルド・トランプもウクライナに一方的に圧力を掛けており、ゼレンスキー外しの謀略がうごめく。
アメリカの政治ニュースメディア「ポリティコ」が3月に発信した記事がウクライナで波紋を広げた。トランプ政権がウクライナ前大統領ペトロ・ポロシェンコや元首相ユリア・ティモシェンコら野党勢力と個別に接触し、大統領選の早期実施を促したという内容だ。
ウクライナ国民の大半は混乱につながりかねない戦時下での選挙に反対しており、ポロシェンコとティモシェンコの陣営はそれぞれ記事が出た直後、「戦時中に選挙はできない」とする声明を慌てて発表した。ある野党幹部はトランプ政権と接触があったことを認めたうえで、「野党の動きをけん制するため、大統領府がリークした」のではないかと勘ぐる。
ザルジニーを巡る蠢動
ウクライナでは2024年に大統・・・
アメリカの政治ニュースメディア「ポリティコ」が3月に発信した記事がウクライナで波紋を広げた。トランプ政権がウクライナ前大統領ペトロ・ポロシェンコや元首相ユリア・ティモシェンコら野党勢力と個別に接触し、大統領選の早期実施を促したという内容だ。
ウクライナ国民の大半は混乱につながりかねない戦時下での選挙に反対しており、ポロシェンコとティモシェンコの陣営はそれぞれ記事が出た直後、「戦時中に選挙はできない」とする声明を慌てて発表した。ある野党幹部はトランプ政権と接触があったことを認めたうえで、「野党の動きをけん制するため、大統領府がリークした」のではないかと勘ぐる。
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