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社会・文化

皇室が頼る 「島津家」の実情

佳子さま「嫁ぎ先」となるか

2024年6月号

 秋篠宮佳子さま(29歳)の結婚は、どうなるのだろうか。にわかにお相手候補に挙がっているのは島津忠由氏(30歳)である。皇族とは縁の深い旧薩摩藩主・島津家にあって、現代のプリンスと目される人物だ。小室眞子さんの結婚騒動で、皇室は様々な批判を浴びた。妹の佳子さまの結婚で同じ轍は踏みたくない。そこで浮上したのが、いまも華麗なる一族といえる島津家なのだ。
 島津家と皇族のつながりは太い。島津宗家(本家)の分家である佐土原島津家の島津久永氏の妻貴子氏は、昭和天皇と香淳皇后の第5皇女だ。香淳皇后自身も、母である邦彦王妃俔子妃は、幕末から明治期にかけて宗家の29代当主だった島津忠義の8女だ。香淳皇后にとって、島津家は母方の実家ということになる。別の分家である玉里島津家の4代目当主である島津忠廣氏の妻肇子氏は、旧皇族である北白川家の出身だ。
 佳子さまのお相手として浮上した忠由氏はこの忠廣氏の孫。幼稚園から大学まで学習院で、三菱UFJ銀行に就職した。友人は、「ゴルフが好きな温厚な人物」と語る。

伝統的な婚姻路線に回帰
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