在米日本大使館でコロナ感染者続出 離任間際の大使は連日「会食三昧」
2021年2月号公開
トランプ前大統領からバイデン大統領への政権交代に先立ち、米ワシントンにある日本大使館では「トップのご乱心と新型コロナウイルスで学級崩壊状態」(外務省関係者)に陥ったという。
日本大使館では昨年、コロナ感染者が出ていたが当初は現地スタッフばかりだった。ところが「昨年末以降、複数の外交官が相次いで感染し、濃厚接触者の外交官らも隔離を迫られた」(前出外務省関係者)。そんな中で、一月下旬に離任した杉山晋輔前駐米大使は「お別れの挨拶」と称して、米国政府関係者や企業、メディア関係者ら十~二十人を招いた食事会を連日開催。「クラスターが起きるとしたら杉山氏が元凶」と日系企業関係者の間で噂されるほどだった。
バイデン政権の発足により「省庁レベルでの交渉が再起動し、外務省の力が強まる」(大手紙記者)との見方が広がっているが、新政権とのパイプを買われて起用された冨田浩司大使が手を付けるべきなのは、感染対策になりそうだ。
日本大使館では昨年、コロナ感染者が出ていたが当初は現地スタッフばかりだった。ところが「昨年末以降、複数の外交官が相次いで感染し、濃厚接触者の外交官らも隔離を迫られた」(前出外務省関係者)。そんな中で、一月下旬に離任した杉山晋輔前駐米大使は「お別れの挨拶」と称して、米国政府関係者や企業、メディア関係者ら十~二十人を招いた食事会を連日開催。「クラスターが起きるとしたら杉山氏が元凶」と日系企業関係者の間で噂されるほどだった。
バイデン政権の発足により「省庁レベルでの交渉が再起動し、外務省の力が強まる」(大手紙記者)との見方が広がっているが、新政権とのパイプを買われて起用された冨田浩司大使が手を付けるべきなのは、感染対策になりそうだ。
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