安倍が昭恵をかばい続ける事情
《政界スキャン》
2018年5月号
四月、訪米から帰国しタラップを降りる安倍晋三・昭恵首相夫妻は、しっかり手を握っていた。
仮面夫婦の空々しい演技か、それとも余人にはうかがい知れない異形の友だち夫婦か。
「謹慎中の昭恵氏を、本当は同行したくなかっただろう」
「晋三氏は、離婚できるならとっくにしているに違いない」
「晋三氏の母・洋子氏は、嫁の不始末に激怒しているはずだ」
今や政局を左右しかねない二人の夫婦仲を巡り、さまざまな臆測が飛び交う。
どれも、森友学園問題は立場を自覚できない無邪気な首相夫人の無分別な行動に、寛容すぎた夫が思いがけず足を絡め取られ、ついには政権の命運まで揺らいでいるという理解だ。
「(国有地払い下げの大幅値引きに)関与していなくても、昭恵さんという存在が政権に迷惑を掛けたことは事実」(竹下亘自民党総務会長)
さしずめ昭恵氏は
「平成版・傾国の美女」
として名を残すことになるが、腑に落ちない。果たして
「軽率な妻の巻き添え食う夫」
が事件の真相なのだろうか。
*・・・
仮面夫婦の空々しい演技か、それとも余人にはうかがい知れない異形の友だち夫婦か。
「謹慎中の昭恵氏を、本当は同行したくなかっただろう」
「晋三氏は、離婚できるならとっくにしているに違いない」
「晋三氏の母・洋子氏は、嫁の不始末に激怒しているはずだ」
今や政局を左右しかねない二人の夫婦仲を巡り、さまざまな臆測が飛び交う。
どれも、森友学園問題は立場を自覚できない無邪気な首相夫人の無分別な行動に、寛容すぎた夫が思いがけず足を絡め取られ、ついには政権の命運まで揺らいでいるという理解だ。
「(国有地払い下げの大幅値引きに)関与していなくても、昭恵さんという存在が政権に迷惑を掛けたことは事実」(竹下亘自民党総務会長)
さしずめ昭恵氏は
「平成版・傾国の美女」
として名を残すことになるが、腑に落ちない。果たして
「軽率な妻の巻き添え食う夫」
が事件の真相なのだろうか。
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