ポピュリスト安倍の「政略的」改憲論
《政界スキャン》
2017年6月号
官庁や企業の元トップたちが、情勢に疎くならないように現役の政界事情通からオフレコで裏話を聞く会合は、東京を中心にいくつもある。半年前、そんな集まりの一つに、ゲスト・スピーカーとして招かれた読売新聞の某編集幹部がこんな話をした。
「安倍晋三首相とはほぼ定期的に会食してきて、もう十回以上になると思いますが、実はこの間、一度も総理から憲法の話を聞いたことがありません。水を向けても一向に話は弾まない。すぐ別の話題に移ってしまう。
世間では、総理と頻繁に会食するマスコミ人は、権力に取り込まれている、一体何を話しているのか自分の媒体できちんと報道しろ、という意見がよくありますね。もっともなようだが、本当は報道に値する実のある話はあまりしていないんで(笑)難しい。
それでも、やっぱり知りたい方は少なくないから、今日は本当のことを言っちゃいますが、総理が夢中で話すのは半分以上が野党議員の悪口。国会で時々キレることがありますね。あれを延々しゃべっている。だから、報道できないんですね(笑)」
新聞として初めて独自の本格的な改憲草案をまとめ、渡邉恒雄グループ本・・・
「安倍晋三首相とはほぼ定期的に会食してきて、もう十回以上になると思いますが、実はこの間、一度も総理から憲法の話を聞いたことがありません。水を向けても一向に話は弾まない。すぐ別の話題に移ってしまう。
世間では、総理と頻繁に会食するマスコミ人は、権力に取り込まれている、一体何を話しているのか自分の媒体できちんと報道しろ、という意見がよくありますね。もっともなようだが、本当は報道に値する実のある話はあまりしていないんで(笑)難しい。
それでも、やっぱり知りたい方は少なくないから、今日は本当のことを言っちゃいますが、総理が夢中で話すのは半分以上が野党議員の悪口。国会で時々キレることがありますね。あれを延々しゃべっている。だから、報道できないんですね(笑)」
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