《罪深きはこの官僚》武田博史(防衛省報道官)
「お飾り大臣」の無能を世に晒す
2017年1月号
稲田朋美防衛相のメディア対応を支えるべき防衛省報道官、武田博史氏は職務を全く果たしていない。その狭隘な性格と機転の悪さから、稲田氏の足らざるものをカバーしていないからだ。むしろ稲田氏のマイナス評価を助長させている。これだけなら防衛省内部の話と割り切れるが、問題はこの無能な報道官の存在により、稲田氏の口から国民に伝えなければならない情報が適宜適確に伝わらない恐れが付きまとうことだ。
弁護士出身の稲田氏は目先のやりとりで優勝劣敗を決する癖が抜けない。だから、国会で答弁に窮すると涙ぐむ。自ずと答弁は棒読みの繰り返しになるが、いずれも武田氏の助言と支援が欠如しているためだ。武田氏は稲田氏の記者会見の際にメモを差し出す役割を果たしているが、本来なら秘書官の仕事。しかも「タイミングが遅すぎてメモ入れの意味もない」(防衛省筋)。
沖縄県で米軍のオスプレイが「墜落」した後には、記者団の質問が途中で打ち切られて抗議される一幕があり、これも稲田氏と記者との間合いを読めない武田氏の稚拙な差配に起因している。
武田氏は一九八五年に旧防衛庁に入った。二〇一二年・・・
弁護士出身の稲田氏は目先のやりとりで優勝劣敗を決する癖が抜けない。だから、国会で答弁に窮すると涙ぐむ。自ずと答弁は棒読みの繰り返しになるが、いずれも武田氏の助言と支援が欠如しているためだ。武田氏は稲田氏の記者会見の際にメモを差し出す役割を果たしているが、本来なら秘書官の仕事。しかも「タイミングが遅すぎてメモ入れの意味もない」(防衛省筋)。
沖縄県で米軍のオスプレイが「墜落」した後には、記者団の質問が途中で打ち切られて抗議される一幕があり、これも稲田氏と記者との間合いを読めない武田氏の稚拙な差配に起因している。
武田氏は一九八五年に旧防衛庁に入った。二〇一二年・・・