国内人事情報
2013年7月号
▼三菱電機次期社長に有力二氏浮上
三菱電機の山西健一郎社長は来年六月で就任丸四年、交代の可能性が高い。後任には大橋豊、吉永徹の両常務執行役が有力だ。
大橋氏は一九八〇年入社。姫路製作所長、自動車機器事業本部副事業本部長などを歴任。二〇一二年からは常務執行役自動車機器事業の担当となっている。一方の吉永氏の入社は七八年。福山製作所長、インフォメーションシステム事業推進本部副本部長などを歴任。一二年から常務執行役インフォメーションシステム事業の担当をしている。
▼話題の総務省次官レース
各府省で一斉に幹部人事が発令された。今回は外務省や厚生労働省などで「安倍カラー」満載となったが、その中で別の視点で注目したいのが総務省だ。
消防庁長官から総務事務次官に就任した岡崎浩巳氏は菅義偉官房長官の側近。消防庁長官は本来「上がりポスト」だが、岡崎氏は二〇一五年七月の群馬県知事選を視野に入れているとされ、菅氏があえて箔を付けてあげたとの見方がある。
さらに、もう一人の注目が総務審議官に昇格した桜井俊氏。長男がアイドルグループ「嵐・・・