「中国脅威」で荒稼ぎの米軍需産業
アジアへ売り込む「対中ミサイル」
2012年11月号
「アジア重視」を打ち出した米政府が、中国の軍備拡張に対抗する切り札として、アジア諸国にミサイル防衛(MD)網を売り込んでいる。対中関係悪化に悩む日本は、これに飛びつき、最先端技術「Xバンドレーダー」の追加配備を受け入れた。中国の脅威を踏まえた米国のアジア戦略は、防衛産業のビジネスプランを支援する構想でもある。
2012年11月号