肥満の真犯人「ノン・シュガー飲料」
米国で指摘され始めた「危険性」
2012年7月号
先進国の現代人は、なぜ太るのか。「肥満大国」の米国では、糖尿病などで増え続ける医療費を削減するため、肥満の根本原因の究明が、死活的急務となっている。
砂糖や脂肪が肥満のもとであることは、誰もが知っての通りだ。しかし最近、注目を集めている研究は、にわかには信じがたい食品を原因とする説である。「主犯」とされるのは、ダイエットソーダなどノン・シュガーやノン・カロリーを謳い文句とした飲料だ。