英BBCの「不都合な真実」
「温暖化ファシズム」の旗振り役
2011年6月号
英国放送協会(BBC)の報道や番組における、「地球温暖化派」への極端な偏向が、英国の世論形成に大きな影響を与えてきた。この結果として、「懐疑論」を口にすることも憚られるような「温暖化ファシズム」とも呼ぶべき状況を生みだした。そして、フランスやドイツにも似た構図が存在し、結果的に現在の欧州全体が搦めとられた「二酸化炭素削減」や「排出権取引」の呪縛にも?がった。
「BBCの偏った報道姿勢が、温暖化人為説の後押しをしてきた」
あるBBC関係者は自らの放送局の現状を憂う。多大な影響力を持つBBCが、作為、不作為も含め科学的事実を歪曲して温暖化論を「推進」しているという。
「環境派」に牛耳られる
保守紙「デイリー・メール」(二月九日付)に、BBCベテラン記者、ピーター・シスンズ氏による批判記事が寄稿された。同氏は、夜十時から放送されるニュース番組のプレゼンターを務めていた人物だ。記事のタイトルは「BBCは気候変動派のプロパガンダ・マシン」と痛烈だ。
その中では、一例と・・・